2011年にくも膜下出血で倒れたKEIKOさんですが、現在ではすっかり回復され、復帰の兆しを見せております。
globe記念アルバムにはリハビリ中に録音されたという「WHITEOUT」も収録され、久々の歌声にはファンの反響も大きいものでした。
そこで今回はKEIKOさんの歌唱力について
- KEIKOが歌うまいと言われる3つの理由
- KEIKOは歌が下手という声について
- 専門家によるKEIKOの歌唱力の評価
をまとめてみました。
KEIKOが歌うまいと言われる3つの理由!
KEIKOさんと言えば、低音から高音まで自在に操ることのできる歌声が特徴で、歌が上手いことで知られていますね。
KEIKOさんが歌うまいと言われる3つの理由について、まとめたのでご覧ください。
1、声が魅力的
KEIKOさんが歌うまいと言われる理由として、なにより「声の良さ」があると思います。
KEIKOさんの声はただ高いというのではなく「曲の良さ」を引き出せる魅力的な声といえます。
小室哲哉さんはKEIKOさんの歌声について、次のように話しています。
チャカ・カーン、美空ひばり、エンヤの間を揺れ動ける、凄くお得なポジションにいる良い声」
「歌うと『シャーッ』という音色も一緒に出ている。そういう声は美空ひばり、松田聖子、KEIKOだけ」引用元:Wikipedia
チャカ・カーンさんや美空ひばりさんの歌声というと、しっかりとした重心のある美声ですね。
チャカ・カーンさんの曲「Through the Fire」
美空ひばりさんの曲「川の流れのように」
対してエンヤさんの歌声はとにかく透明感があり、優しい印象ですね。
エンヤさんの曲「Wild Child」
また、KEIKOさんの声は「高い」という印象が強いかと思います。
しかし、声の高さでいくと、MISIAさんやドリカムのボーカリスト、吉田美和さんの方が高いと言われています。
これは、KEIKOさんが敢えてホイッスルボイスを使わずに歌っているからです。
ホイッスルボイス・・・声帯を少しだけ震わせることで高音を出すテクニック
ではKEIKOさんの高音はなぜ特徴的かというと「美しく出せている」からなんです。
例えば以下の曲
ラップに入る手前あたりが、この曲での一番の高音かと思います。
KEIKOさんはこうした高音も、
- チェストボイス・・・声を胸に響かせる感じで発声をすること。地声とは別。
- ヘッドボイス・・・声を頭に響かせる感じで発声をすること
- ミックスボイス・・・チェストボイスと裏声(ファルセット)の組み合わせ
のみで表現されています。
これができる歌手は極めて稀と言われています。
また、KEIKOさんはミックスボイスでも使われるファルセットにも特徴があります。
これについて、説明していきましょう。[quads id=1]
2、ファルセットに特徴あり
KEIKOさんのファルセットはとても特徴的と言われています。
それは、KEIKOさんがファルセットを「歌唱テクニックの一つ」としているからです。
よくカラオケに行かれる方は「それって当たり前なんじゃないの?」と思われるかもしれません。
確かにファルセット(裏声)とは通常とは違う声であるため、ここぞというときのアクセントで用いる歌唱法です。
ですがプロの歌手にとっては、ファルセット一つにとっても複雑な概念がきちんとあるものです。
多くの歌手にとって、ファルセットというのは「高音域」という概念です。
つまり、C(ド)、D(レ)、E(ミ)・・・と上がっていく音階の、極端に高い位置にある音階という考え方です。
しかし、KEIKOさんにとってファルセットは「音域」や「音階」ではなく、テクニックです。
「この部分はファルセットでもっと印象的に!」と部分的にアクセントを聴かせているのです。
これはどちらが正解ということはありません。
また、この「部分的に」ファルセットというKEIKOさんの歌い方は、別の強みもあります。
それについて、みてみましょう。[quads id=2]
3、声の表情が豊か
KEIKOさんは、ファルセット一つにとっても「部分的に」という歌唱法をつかっています。。
この手法により、声の表情がかなり豊かになっていると思われます。
例えばこの曲
イントロの部分でも、滑らかな部分と強めの声とがうまく混ざり合っているのが分かります。
いろんな歌声が一つの曲に詰め込まれており、曲全体の表情がとても豊かに感じられます。
絵画で言うと、色彩豊かで鮮やかな仕上がりでしょうか。
しかし、これだけの歌唱力であるにもかかわらず「KEIKOさんは歌が下手だ」という方もいらっしゃいます。
これは何故でしょうか。まとめてみました。[quads id=3]
KEIKOが歌下手という声の真相は?
こちらが、KEIKOさんは「歌が下手」と言う声です。
とても意外なものばかりでした。
離婚前、小室さんがKEIKOさんの歌をTwitterに上げてたが、ただの歌の下手なおばさんだった。ラジオだから出来た事。歌は無理だろう。
「globe」のKEIKOさんが10数年ぶりのメディア出演 ラジオ生放送に登場(OBS大分放送)#Yahooニュースhttps://t.co/lZN0PHuvKC
— 加藤隼人 (@2VNOVFudQiVpvrs) November 28, 2022
globeのkeikoって歌下手じゃね、、、
— りンご♪(ゲームと音楽) (@r1n5_1009) July 14, 2013
TBSラジオで、生放送の番組で、GET WILD のglobeバージョン流れたが、keikoって、こんなに歌下手だったっけ?最近のじゃないよね?最初誰が歌ってるかわからなかったw 下手じゃなくて、味なのかな?
— 綾瀬川 (@ayasegawa8) July 16, 2021
ツイートを見る限りですが「下手」とは言っているものの、具体的にどう下手なのかとまでは書かれていません。
おそらくですが、KEIKOさんの歌が「下手」なのではなく、「好みではなかった」のではないでしょうか。
自分があまり好きではないものを「下手」とか「低レベル」と言ってしまうのは、誰でもあることです。
では音楽の専門家であれば、KEIKOさんの歌唱力をどう分析するのでしょうか。
ボイストレーナーの方の考察がありましたので、みてみましょう。[quads id=4]
KEIKOの歌唱力の評価まとめ!
Beeミュージックスクールのボイストレーナー、西貴正さんがYouTubeでKEIKOさんの歌唱力を考察していました。
ボイストレーナーさんの見解
西貴正さんもまた、KEIKOさんの歌声の特徴はファルセットにあると考察していました。
重要なポイントとして
- ベルティング唱法をつかっている
- 意外と高度な技術は使っていない
が挙げられます。
順にみていきましょう。[quads id=5]
ベルティング唱法ができる
動画にもあるように、「ベルティング唱法」というのは、ある箇所で「ファルセット」か「ヘッドボイス」かを使い分けると言うことです。
曲やその箇所で歌唱法を自由に選べるからこそ、多彩な表現を可能としているのです。
また表現の自由度が高いのは声の印象だけでなく、曲の内容にも影響します。
これについて、次でお話しします。[quads id=6]
曲のストーリー性をも表現する歌唱
KEIKOさんは同じファルセットでも、その強弱がまちまちです。
動画の中でも、これは良い意味で「不安定」と言われています。
このランダムな不安定さが「少女が女性へと成長していくストーリー性」の演出へと繋がっているからです。
ボーカルの声とは本来、音に対してのアプローチですが、KEIKOさんの歌唱力は歌詞など内容も引き立てるのです。
その歌後ですが、技術に頼らないところもすごいポイントです。
これについてみてみましょう。[quads id=7]
技術以上の声
KEIKOさんの歌声は、声そのものの良さがあるが故、曲の表現にそこまで高い技術を必要としません。
歌声が曲の良さを引き出すからです。
また、「歌声」というKEIKOさんにしか持ちえない魅力を活かすからこそ、曲に独特な良さが生まれるのです。
どうやらKEIKOさんが歌うまいと言われる理由は、「独自性」にあるようですね。
以上、KEIKOさんの歌唱力を徹底検証しました。
今後、何か新しいことが分かりましたら追記したいと思います。[quads id=8]
まとめ:KEIKOの歌唱力を徹底検証!歌うまいと言われる3つの理由や下手という声の真相は?
- KEIKOが歌うまいと言われる理由は声の良さ
- KEIKOの歌唱法はファルセットなどの自由な使い分け
- KEIKOの歌唱力は、曲の内容も引き立てる
KEIKOさんは、ただ歌手としての技術が高いだけではなく、独自の歌唱法を確立されているのですね。
「他とは違う」こそ、ハイレベルというものでしょうか。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
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