現在、パリ五輪への出場が期待されている体操選手・宮田笙子さん
僅か19歳にして全日本選手権にて優勝を決めるなど、驚くべき才能と共に「かわいい」ということでネットでも盛り上がりを見せていますね。
そして、パリ五輪に向けて宮田笙子さんを応援するファンにとっては、出身校や体操の道を志すきっかけなども気になるはず。
そこで今回は、
- 宮田笙子の出身中学、大学
- 宮田笙子が高校時代に出会った恩師とは?
- 宮田笙子が体操選手になったきっかけ
について、まとめてみました。
宮田笙子の中学・大学など学歴まとめ!
宮田笙子さんの中学から大学までの出身校は、
- 亀岡市立亀岡中学校
- 福井県立鯖江高等学校
- 順天堂大学(スポーツ健康科学部)
となっています。
では、各校にて在籍中のエピソードを見ていきましょう。
出身中学校
宮田笙子さんの出身中学校は、亀岡市立亀岡中学校です。
宮田笙子さんは中学時代、「アジアジュニア体操競技選手権大会」の跳馬にて、なんと3位に入賞しています。
Facebookにて、当時の様子が確認できました。
この頃、すでに才能を開花させていた宮田笙子さん。
この後、体操選手としての人生を決定づける、運命的な出会いが訪れることになります。
出身高校
宮田笙子さんの出身高校は、福井県立鯖江高等学校です。
偏差値は53、学科として「スポーツ・健康福祉コース」および「IT・デザインコース」が設けられています。
実はこの鯖江高等学校、今なお宮田笙子さんのトレーニングの拠点ともなっているのです。
体操日本女子のエースに成長した宮田笙子選手(福井県立鯖江高校出身、順天堂大学1年)が、目標のパリ五輪に向け、母校の鯖江高校を拠点に練習を重ねている。恩師で最大の理解者でもある同校女子体操部の田野辺満監督の下、国内トップ級の実力を持つ後輩とともに技を磨く。
引用元:福井新聞
宮田笙子さんが鯖江高等学校に進学を決めたのも、恩師である田野辺満監督の指導を受けるためだったのです。
パリ五輪への進出を控えた大事な時期だからこそ、今は自分の演技により磨きをかけるため、自身を体操選手へと導いてくれた恩師のもとで練習されているのですね。
所属大学
そして宮田笙子さんは順天堂大学へと進学し、「スポーツ健康科学部」を専攻されます。
順天堂大学の偏差値はスポーツ健康科学部が45、医療看護学部が52.5、保健看護学部が47.5〜52.5となっています。
宮田笙子さんはこの時代に全日本選手権に出場しますが、右足を骨折してしまったことで苦戦します。
それでも予選は6位、そして決勝では2位と見事な順位で入賞を果たしました。
その後、怪我のダメージが残るなかNHK杯では見事2連覇。
ここまで驚くべき才能をもつ宮田笙子さん。
体操選手に目覚めたきっかけなどについても、知りたいところですね。
宮田笙子の体操を始めたきっかけなど経歴まとめ!
宮田笙子さんが体操を始めたのは、幼少期にお兄さんと新体操をされていたのがきっかけのようです。
しかし、本格的に選手を目指したのは中学時代に起きた「ある出会い」が最初でした。
田野辺満監督との出会い
中学生の時、すでに体操選手として活躍されていた宮田笙子さん。
中学2年生の時にカナダでの国際大会に初出場し、10位に入賞。
まだ中学生なのに海外で活躍されるなんて、素敵ですね!
更にその後、アジアジュニア体操競技選手権大会では団体戦で2位、跳馬では銅メダルと、当時からすでに驚くべき実績を残しております。
そして中学3年生になったある日、合宿先で現在の恩師である田野辺満監督と出会います。
田野辺満監督は当時の宮田笙子さんの実力に関し、次のように語っています。
中学時代、体操関係者の注目を集めていた宮田選手に対し「パワーはあるが荒削り。課題がたくさんある選手」との印象だったという。
引用元:福井新聞
まさにダイヤモンドの原石を発掘といったところでしょうか。
こうして宮田笙子さんは田野辺満監督に導かれ、世界を相手に踊る体操選手へと進化してゆくのでした。
自分と向き合う時が来た
田野辺満監督が「荒削り」と指摘する通り、本格的な指導が始まっても実力がすぐに開花することはありませんでした。
なかなか成果が出せない現状に、宮田笙子さんもやや反抗期だったことが。
対する宮田選手は「なんやねんってむかつく時もある」。そう言いながらも「思ったことを言ってくれる(性格が)まっすぐな先生」と徐々に信頼を寄せていく。
引用元:福井新聞
それでも、自分の才能を一番理解してくれる先生だからこそ、真剣に練習に向き合い、そして
と決心したのです。
田野辺満監督はこの頃の宮田笙子さんの演技を見て、
「気持ちにムラがあり、練習にまじめに向き合っていなかった」と田野辺コーチ。同時に「その分大きな伸びしろがある」と確信した。
引用元:福井新聞
と話しています。
いくら体操に天才的な才能があるとはいえ、宮田笙子さんもまだ10代の女の子です。
「気持ちのムラ」という、精神的に若い部分もあって無理はないでしょう。
しかし、田野辺満監督の目はそれを見過ごさなかった。
更に、そこを乗り越えられると信じ、ついにパリ五輪まであと一歩の選手にまで育て上げた田野辺満監督も、さすがですね。
その期待に応えて、宮田笙子さんは日々トレーニングに励んでいます。
宮田笙子さんの筋肉やトレーニング方法・身長体重について詳しい記事があるので、こちらをご覧ください。
以上、宮田笙子さんの学歴についてまとめました。
今後、何か新しいことが解りましたら追記します。
まとめ:宮田笙子の中学・大学など学歴まとめ!体操を始めたきっかけなど経歴も紹介!
宮田笙子さんの学歴と、これまでの実績について解説しました。
- 宮田笙子の出身中学は「亀岡中学校」
- 宮田笙子の出身高校は「鯖江高等学校」
- 宮田笙子の在籍大学は「順天堂大学」
- 宮田笙子の恩師・田野辺満監督の指導は厳しくも的確
まだ10代にして、日本代表として世界を相手に戦う宮田笙子さん。
そのプレッシャーは相当なものかと思います。
それでも、田野辺満監督の時に厳しく、時に優しい指導のもと、パリ五輪2024出場を目指す宮田笙子さん。
私たちも、彼女の夢・目標を暖かく見守り、応援していきましょう!
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。