ドラマ「ファーストペンギン!」などに出演し、人気の女優・奈緒さん。
なんと、その奈緒さんが出演した映画がネットで炎上してしまったことが、話題になっているようです。
なぜ炎上したのか調べてみたところ、その作品で奈緒さんが演じた役がかなり過酷なものであり、本来ならばメンタルケアが必要なほどのものであったとのこと。
にも関わらず、奈緒さんはそのケアを十分に受けるための要望が聞き入れてもらえていなかったそうなのです。
一体どういうことなのか、詳しく知りたいところですよね。
そこで今回は、
- 奈緒が出演した映画がネットで炎上!
- 炎上した作品はかなりセンシティブ?!
- 撮影現場に必要だった存在「インティマシー・コーディネータ―」とは?
- 奈緒が炎上に関し、真っ先に謝罪
について、まとめてみました。
奈緒は映画で何があった!?
Xを除いてみると、奈緒さんが出演している映画について「炎上している」とのポストが。
映画監督インタビューの炎上記事の続報で、主演の奈緒さんが「私は大丈夫」と言ったという記事も読んで胸が痛い。原作は傷つけられた人が、傷ついたと言えないこと、傷つけられた事実と向き合えず、更に苦しんでしまうことが描かれてる。原作のテーマと同じことになってないですか?#先生の白い嘘
— はやしえみ | 日本語教師×キャリコン (@maturibayasi78) July 6, 2024
炎上の背景には、
- 奈緒さんの「私は大丈夫」という言葉
- それを見ていて、「心が痛む」とのポスト内容
と、奈緒さんが映画に出演したことにより、何やら辛いことがあった様子が伺えますね。
その炎上したキッカケが、こちらの作品。
今年2024年7月5日に公開された、映画「先生の白い嘘」です。
今日はこれから、映画「先生の白い嘘」鑑賞!奈緒ちゃんに風間くん。大好きな役者。でも物議を醸して炎上している例の問題で見るかどうか物凄く悩んだ。結果、見るという選択をした。何も悪くない役者陣が正面から向き合ったこの作品を受け取りたい。そう思った。正直不安。でもちゃんと見る。 pic.twitter.com/d106J7qIBs
— manami18 (@manami18) July 10, 2024
今日はこれから、映画「先生の白い嘘」鑑賞!奈緒ちゃんに風間くん。大好きな役者。でも物議を醸して炎上している例の問題で見るかどうか物凄く悩んだ。結果、見るという選択をした。何も悪くない役者陣が正面から向き合ったこの作品を受け取りたい。そう思った。正直不安。でもちゃんと見る。 pic.twitter.com/d106J7qIBs
— manami18 (@manami18) July 10, 2024
映画「先生の白い嘘」は、性被害に遭う女性の辛さや、そうした事件がいかに酷いものかを描いた作品。
深刻な社会問題をテーマとしていることから、その酷さを訴えかけるためにセンシティブな描写も多いため、R15指定作品となっています。
また、そのセンシティブな内容も「性被害に遭うシーン」という、なんとも目を背けたくなってしまうシーンが殆ど。
当然、それを演じる奈緒さんも、演技とはいえメンタル面では耐え難いものがあったはず。
実際のところ、こうしたセンシティブなシーンを演じる女優さんには、専門家によるケアであったり、撮影そのものへも配慮がなされることが強く推奨されています。
今回の炎上は、その「酷くセンシティブなシーンを演じる女優さんへの配慮」が重要なテーマとなってきます。
これについて、次章にて詳しく解説しましょう。
奈緒の映画が炎上した経緯は?
この度、奈緒さんが出演した映画「先生の白い嘘」には、「性的暴行」というあまりにセンシティブなシーンが多く描写された作品となっています。
そうしたシーンは演じる女優さんへのメンタルケアも十分に配慮されるべきなのですが、今回の撮影では奈緒さんに対し、その配慮が十分では無かったことが問題視されているとのこと。
故にネット上で炎上となったのですが、その経緯について詳しく解説してまいります。
女優への配慮不十分だった?
映画「先生の白い嘘」が炎上に至った経緯をざっくりとまとめると、次のようになります。
- 奈緒さんが「被害者の女性役」として主演決定
- 奈緒さん側より、内容に性的描写が多いことから、「ある配慮」を、監督に依頼
- 監督が、それを却下
奈緒さん側が依頼した、「ある配慮」
それは、奈緒さんに「インティマシー・コーディネータ―をつけて欲しい」というものでした。
原作ファンが多かったこともあり、映画に対する期待値も高かった。しかし、『ENCOUNT』による三木監督へのインタビュー記事で、奈緒さんが要望した“インティマシー・コーディネータ―”を監督自身が断ったことが明るみになり、物議を醸しました」
引用元:週刊女性PRIME
インティマシー・コーディネーターとは、今回の奈緒さんのように性的描写を演じる女優さんに対し、メンタルケアを行う専門家のことです。
本来ならば、映画「先生の白い嘘」のような作品の撮影では重要な存在となります。
それが何故、要望として聞き入れてもらえなかったのか。
これについて、後ほど詳しく見ていきましょう。
インティマシー・コーディネーターとは?
奈緒さんサイドによる「インティマシー・コーディネーターをつけて欲しい」という要望が聞き入れてもらえなかった理由。
これについて説明する前に、もう少しインティマシー・コーディネーターについて説明をしておきましょう。
先ほどもお話しした通り、インティマシー・コーディネーターは性的描写を演じる女優さんのメンタルをケアする専門家です。
主な役割として、
- 台本をチェックし、作品にどのような性的描写があるかを確認
- マネージャーなども交えた、俳優さんとの面談による「OK /NG」の合意確認
- 撮影現場でのモニター確認
などがあります。
インティマシー・コーディネーターの役割として重要なのは、「俳優さんの権利を守ること」
俳優さんにも、内容によっては該当シーンの演技を「NG」とする権利があります。
こうした権利は、面談で合意した後であっても当日でNGとすることも認められているのです。
事前に同意した内容でも当日に「やっぱりできない」というのも俳優の権利です。
引用元:朝日新聞GLOBE+
人間のメンタルと言う、非常にデリゲートなことに携わる職務。
台本チェックもセンシティブなシーンに限らず、少しでも「性的」と捉えられる部分であればシビアにチェックを入れていきます。
例えばお風呂から上がって髪を乾かすシーン。服を着ているのか、下着姿なのか、バスタオル一枚なのか。そういうことまで脚本に書いてないことが多いので、露出がどの程度になるのかなどを細かく聞いていきます。
引用元:朝日新聞GLOBE+
このように、インティマシー・コーディネーターは映画「先生の白い嘘」のようなセンシティブな作品の撮影現場において必要不可欠な存在のはずです。
しかし、現在の日本においてインティマシー・コーディネーターは人材不足。
特に、取得しておくことが好ましいとされる認定資格:IPA(Intimacy Professionals Association)を保有するのは日本では僅か2しかいないのが現状のようです。
――日本ではまだ資格を持っているICが浅田さんを含めて2人だと聞きました。
ええ、知っている限りでは2人ですね。
引用元:朝日新聞GLOBE+
また監督である三木康一郎さんとしても、第三者の介入は望まなかったとのこと。
すごく考えた末に、入れない方法論を考えました。間に人を入れたくなかったんです。ただ、理解しあってやりたかったので、奈緒さんには、女性として傷つく部分があったら、すぐに言って欲しいとお願いしましたし、描写にも細かく提案させてもらいました。
引用元:文春オンライン
こうした、インティマシー・コーディネーターの現状や製作者サイドの意図の関係から、真央さん側からの要望に応えるのが難しくなったのではないか?と考えられます。
監督・三木康一郎さんも「女性として傷つく部分があるなら・・・」と、真央さんのメンタルに配慮は示した様子。
しかし「インティマシー・コーディネーターをつけて欲しい」という要望は、本来ならば真央さんのメンタルや女優としての権利を守る為、応えられておかしくないはず。
それを蔑ろにされたが為、炎上となったのです。
広報の不備が、火に油を注ぐことに・・・
更に追い討ちをかけるように、映画「先生の白い嘘」のパンフレットが発売延期となったことを、なんと映画の公開当日になって告知されるという事態に。
劇場に来たときに知らされたのでは、ギリギリどころか遅いですよね。
「公式ホームページのお知らせ欄に掲載されていましたが、SNS等でのアナウンスはなく、劇場に足を運んで気付いた人も多いようですね。発売延期の理由については“一部不備”としているものの、不備の詳細については明かされていません。
引用元:日刊ゲンダイ
映画「先生の白い嘘」は決して気軽な気持ちで楽しめるような娯楽映画ではなく、「性被害」という、目を背けてはならない社会問題に真っ向から向き合う作品。
それだけシリアスなものだけあって、パンフレットの購入を考えていた方は実社会で起きている性犯罪に対し、真面目に考えてらっしゃる方もおられたのではないでしょうか?
そうした意味で作品に真正面から向き合おうとした人にとっては、かなり微妙な気持ちにもなったはずです。
奈緒の謝罪の真相は?
今回の炎上は、どちらかというと「制作側の配慮が足りなかった」というもの。
しかし、炎上に関する謝罪を真っ先にしたのは、なんと奈緒さんの方でした。
本作を楽しみにお待ち頂いているお客様、原作の鳥飼茜先生、出演者・スタッフの皆様に不快な思いをさせてしまったことを、心よりお詫び申し上げます〉という謝罪で締めくくられている。
引用元:日刊ゲンダイ
本来ならば受けられるはずの配慮をしてもらえず、その炎上の謝罪を誰よりも先立って行うことになるとは、難儀すぎるものがありますね。
もちろん、炎上したのは作品であって奈緒さんではありません。
むしろ奈緒さんについての評価は、今回の炎上に関わらず好評となっています。
奈緒の人柄が素晴らしすぎる!
今回の映画「先生の白い嘘」での撮影においても、奈緒さんの人柄は大好評!
撮影スタッフからも、ただ個性を主張するだけの俳優とは違って「ナチュラルで接しやすい」と評判でした。
役者には、どこか変わっているところをウリにしている人が多いのに、彼女は会えば時節の話題から入り、笑顔を絶やさず、ドラマのロケ先で野菜の値段を見て『ここのお店安い、絶対買って帰ろう!』って嬉しそうに言う。そして何より、演技はピカイチです。
引用元:文春オンライン
会話を始めるにあたって事項の挨拶から入れるなんて、とっても礼儀正しいですね。
お店で売られている野菜のお値段を話題にするなど、誰にでもわかりやすい話題をすぐに持ってくるのも、コミュ力の高さが伺えます。
映画「先生の白い嘘」は、その役柄や作品の内容から主演がなかなか決まらなかったとのこと。
三木監督は〈10年くらい前に脚本を書き始めた頃、10人くらいに主演をお願いしましたが、ことごとく断られました〉と話しているように、今回のキャスティングは受ける側にも覚悟が必要だったはずだ。
引用元:文春オンライン
たとえ内容が壮絶なものであっても、その作品が伝えたい大切なことを形にするため、「性被害に遭う女性役」という、メンタル的に過酷な役に挑んだ奈緒さん。
女優としての使命感も、立派なものです。
だからこそ、今度はもっと華やかな役で活躍していただきたいですね!
以上、奈緒さんが出演した映画の炎上についてまとめました。
今後、何か新しいことが解りましたら追記します。
まとめ:奈緒は映画で何があった!?炎上した経緯や謝罪の真相を徹底調査!
奈緒さんが出演した映画「先生の白い嘘」が炎上した理由について、お話ししました。
- 映画「先生の白い嘘」は、制作側が奈緒側の要望に応えなかったことで炎上
- その要望おとは、奈緒にインティマシー・コーディネーターをつけること
- インティマシー・コーディネーターとは、性的描写での演技を俳優のメンタルケアを行う専門家
- 映画「先生の白い嘘」は、かなりセンシティブな精的描写も多い為、奈緒にとっては必要な配慮だった
今回はかなり深刻な内容だったので、明るい話題も。
実は奈緒さんって人柄が良いだけではなく、似てる芸能人が多いことでも話題になっているんです!
奈緒さんとそっくり似てる芸能人については、コチラの記事にまとめてますので、よろしければご覧ください。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
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