笑顔がとっても可愛らしい反面、見事な腹筋の持ち主であり、幾多の戦歴を持つ女子レスリング選手・須﨑優衣さん。
彼女のギャップ萌えある可愛さに夢中なファンにとって、須﨑優衣さんのことをもっとよく知りたい!と思う方は多いはず。
そこで今回は須﨑優衣さんとレスリングとの出会いや、選手としての成長を追いかけつつ、
- 須﨑優衣の学歴・出身校
- 須﨑優衣はかつて、試合では無敗だった?!
- 須﨑優衣がレスリングを始めたきっかけが意外すぎる!
といった、須﨑優衣さんの学歴についてお話しします。
須﨑優衣の出身高校・大学など学歴まとめ!
須﨑優衣さんのこれまでの学歴は、次のとおりです。
- 松戸市立六実第三小学校
- 松戸市立六実中学校
- 安部学院高等学校
- 早稲田大学
では、これまでの学校生活でのエピソードをみていきましょう!
松戸市立六実第三小学校
須﨑優衣さんは幼少期を、松戸市立六実第三小学校にて過ごします。
実は須﨑優衣さん、レスリングを始めたきっかけについては後程解説しますが、小学校1年生の時にレスリングと出会いました。
地元のジュニアレスリングクラブに入会し、2年生の頃から大会デビューを果たします。
しかし初めはなかなか勝つことができなかったんだとか。
そんな須﨑優衣さんですが、持ち前の負けず嫌いを発揮し、小学校3年生の時と、5、6年生の時に全国選手権にて優勝しちゃってるんです!
小学3年の時に全国少年少女選手権で優勝した。4年の時は2位だったが、5年と6年の時に連覇した。この時に憧れの選手である吉田沙保里のようにオリンピックで金メダルを取りたいと真剣に考えるようになった。
引用元:Wikipedia
幼くして、レスリングで金メダルという素敵な夢に出会えた瞬間でした。
須﨑優衣さんは小学校5年生の時に、吉田沙保里選手に憧れ、『オリンピックに出たい』という大きな目標を持つようになります。
ちゃんと有言実行していて素晴らしいですね。
ちなみにピアノや水泳も習っていたそうですが、一番はまったのがレスリングだったんだとか。
練習を頑張るほど毎日強くなるのが目に見えて、うれしかったんだそうですよ。
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松戸市立六実中学校
須﨑優衣さんが通っていた中学校は、松戸市立六実中学校という学校ですが、
中学2年生の時に東京の北区立稲付中学校に転校
しています。
親元を離れて転校した理由は、オリンピック委員会が運営するエリート選手養成学校「JOCエリートアカデミー」に入校するためでした。
須﨑優衣さんの中学生時代を一言で表すなら、やはり「最強」の一言でしょう。
なぜなら須﨑優衣さんは中学時代、
- 全国中学選抜選手権
- ジュニアクイーンズカップ
- ジュニアオリンピック
- クリッパン女子国際大会
これらの大会において連戦連勝だったからです。
ただひたすら勝ち続けてきた須﨑優衣さん。
すでにレスリング関係者からは一目置かれる存在であった彼女は、
日本レスリング協会の関係者からは、「体の力がすごい。特に足腰。伊調馨の中学時代にそっくり。加えてスピードもあるし、タイミングの取り方も抜群。確実に出てくる選手」と評価された。
引用元:Wikipedia
と高い評価を得ていました。
中学生にして、本場で負け知らずであった須﨑優衣さん。
この後、恐るべきライバルが現れることになるとは思ってもみなかったことでしょう。
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安部学院高等学校(偏差値55)
女子レスリング界において、もはや無視できない存在となった須﨑優衣さん。
高校は女子レスリングの強豪校である安部学院高等学校へと進学、学科は商業科を専攻しました。
この時に彼女の前に立ち憚るライバル、それが入江ゆきさんです。
入江ゆきさんは当時、自衛隊体育大学に所属。
後に2015年アジア選手権にて金メダリストとなる程の実力者で、この頃は須﨑優衣さんにとっても強敵となりました。
入江ゆきさんに敗北するまで、小学生時代からなんと100勝近く無敗だった須﨑優衣さん。
その無敗神話にピリオドが打たれた瞬間でした。
須﨑優衣さんは『この悔しい気持ちを忘れたくない!』と、自室の天井に賞状を貼り、携帯の待ち受けは銀メダルの画像にしていたんだとか。
そして翌年の全日本選抜決勝では、7-3で見事リベンジに成功しています。
高校3年生の時には、世界選手権で初優勝、須﨑優衣さんは伊調馨さん以来となる『高校生世界チャンピオン』に見事輝きました。
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早稲田大学(62.5〜70.0)
その後、須﨑優衣さんは早稲田大学に進学、スポーツ科学部を専攻することになります。
須﨑優衣さんが早稲田大学に進学したのは、次のような理由からでした。
- 東京オリンピックで金メダルを獲るには早稲田大学レスリング部が一番だと思った
- 祖父、父、姉、恩師が早稲田大学出身だったため憧れていた
- 学業面や人間の幅、競技引退後の可能性も幅広い
須﨑優衣さんは高校時代から早稲田大学レスリング部の練習に参加していたので、『この環境なら確実に強くなれる!』と感じました。
実は早稲田大学は、男女が共にトレーニングするという珍しいスタイルをとっています。
そのおかげもあり、パワーの質やタックル以外の攻撃力も向上しました。
この大学時代にて、高校時代からのライバル・入江ゆきさんへのリベンジを果たすことなります。
2018年4月からは早稲田大学スポーツ科学部に進学すると、ジュニアクイーンズカップジュニアの部で2連覇を果たした。6月の全日本選抜選手権では決勝で入江にフォール勝ちして3連覇を達成した。
引用元:Wikipedia
そして東京オリンピックでは全試合無失点で、早大女子初の在学中オリンピック金メダルを獲得!
2023年9月の世界選手権での優勝・金メダル獲得をもって、見事パリ五輪2024出場へ内定するのでした。
ライバルへの敗北、そして連敗ストップという大きな挫折があったにも関わらず、今もなお世界で戦うレスリング選手・須﨑優衣さん。
しかし、彼女がレスリングを始めたのは拍子抜けするほどあっさりとした理由でした。
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須﨑優衣がレスリングを始めたきっかけは父だった!
須﨑優衣さんがレスリングの道を志したきっかけ、それは元・レスリング選手であったお父さんの存在でした。
しかし、須﨑優衣さんの父・康弘さんは娘がレスリングを始めたことについて、次のように話しています。
そして須崎は父がコーチを務めるクラブでレスリングを始めた。「父子鷹」を想起させるが、康弘の話は異なっていた。
「レスリングをさせたい思いはありましたが、やらせたということはありません」
きっかけは「たまたま」だった。
引用元:Number Web
なんとまぁ、シンプルな理由!
その「たまたま」でオリンピック選手にまでなっちゃうのですから、驚きですね。
あまりにシンプルすぎる理由ですが、具体的には須﨑優衣さんが子供の時、海水浴で相撲をしていて、同伴していた先生が「これは?」と思ったのかきっかけとのこと。
海水浴に行ったら知り合いの(レスリングの)先生の家族も来ていました。優衣と同年代の男の子たちがいて、砂場で相撲をとったりしました。すると優衣がいい動きをするので『あれ?』と感じて、先生も『優衣ちゃん、やったら』と言ったのです。
引用元:Number Web
しかし、当時の須﨑優衣さん教室に通わせようものならおてんば全開!
小学1年生のときです。ただ、子どもたちは20、30人いたので優衣だけ細かく指導することはありませんでした。優衣はもうやりたい放題(笑)。カーテンに隠れたり、トイレに逃げてみんなで探したり。友達ときゃあきゃあやりながら練習を楽しんでいました
引用元:Number Web
きっと、レスリングをやりたい!という須﨑優衣さんの気持ちを、周りも自由に、のびのびと見守ってきたからこそ、須﨑優衣さんも大きく成長できたのでしょう。
以上、須﨑優衣さんの学歴についてまとめました。
今後、何か新しいことが解りましたら追記します。[quads id=5]
まとめ:須﨑優衣の出身高校・大学など学歴まとめ!レスリングを始めたきっかけは父だった!
須﨑優衣さんの出身校と、レスリングを始めたきっかけについてまとめました。
- 須﨑優衣は中学時代まで、連戦連勝だった。
- ところが高校時代、入江ゆきに初めて敗北
- 大学時代に世界選手権で金メダル獲得、パリ五輪へ出場内定
- 須﨑優衣がレスリングを始めたのは、父が元選手だったから
- しかし、始めた感覚的には「たまたま」
ずっとうまく行き続けて、失敗を知らない人ほど挫折に弱いと聞きます。
須﨑優衣さんも、初めて入江ゆきさんに負けた時はショックだったでしょう。
それでも、彼女がレスリングの道を諦めずにオリンピックに出場できるまでになったのは、どこか余裕を感じさせる環境で、真っ直ぐに成長できたからなのかもしれないですね。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
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